伝説的・傑作“BL漫画”『絶愛/BRONZE』電子書籍の購入方法、圧倒的魅力を徹底解説…これを読めば、絶対に体感したくなる!

2023年4月26日

 あなたは、尾崎南先生の名作『絶愛/BRONZE』をご存知ですか?

 連載当時は非常に珍しかった“BL(ボーイズラブ)漫画”の金字塔であり、時代を経ても強く愛される、心揺さぶる傑作……この記事では、そんな本作品の電子書籍はどこで買えるのか、さらには魅力を徹底的に紹介していきます。

 初めての方も、既にファンの方も、作品の深い魅力に気付くことができる内容となっておりますので、ぜひ最後までお付き合いください。

【イントロダクション】

 『絶愛/BRONZE』は、尾崎南先生によって描かれた日本の漫画作品で、『マーガレット』(集英社)にて連載されていました。通称「絶愛」と呼ばれ、続編として『BRONZE zetsuai since 1989』があり、これは略して「BRONZE」(ブロンズ)として親しまれています。

 尾崎先生の商業誌での代表作であるこの作品は、連載が始まった当時の日本の漫画界において、ボーイズラブはそのジャンルの専門誌にしか存在していなかったという時代背景の中、主人公2人が織り成す男性同士の激しいラブストーリーを、一般の少女漫画雑誌である『マーガレット』にて連載し、大ヒットを飛ばしたという特異性を持っています。

 続編の『BRONZE zetsuai since 1989』は、2006年以降休載していましたが、2011年に掲載誌を『コーラス』(集英社)に変えて復帰。番外編が2回、本編の続編が3回掲載され、同年9月号にて連載は終了しました。

 それでは、さっそく『絶愛/BRONZE』の魅力をたっぷりとご紹介していきましょう!

【ストーリーの魅力】超人気歌手と、サッカー高校生の“抑えきれない恋”

 『絶愛/BRONZE』のストーリーの魅力は、その独創性にあふれたプロットや感情移入しやすいエピソード、心に残る名シーンが数多く存在することです。

 物語は、超人気歌手の南条晃司が、幼い頃に一目惚れしたイズミという名の少女を忘れられずにいるところから始まります。ある雨の夜、酔っ払ってゴミ捨て場に倒れていた晃司は、高校生の泉拓人に助けられます。彼はサッカー少年で、晃司と同い年です。

 その後、泉がサッカーをする姿を見た晃司は、彼が一目惚れした少女であることに気づきます! しかし…泉が男であることを知りショックを受ける晃司。でしたが…性別を超えて拓人に強く惹かれていきます。さあどうなる――!?

●恋愛模様に胸が締め付けられる。しかし重すぎない爽やかさも魅力的!

 作品全体の魅力は、ダークな雰囲気が漂う世界観と、繊細な心情描写です。見た目はクールで人気歌手の晃司が、拓人や彼の兄弟たちにだけは心を開き、優しく接する様子が読者に強い感動を与えてくれます。

 一方で、最初は友達として接していた晃司が次第に抑えきれない恋心を抱くように…拓人も晃司への想いに悩む、そんな姿がリアルで、読者は二人の恋愛模様に胸が締め付けられるのです。

 また、拓人が兄弟想いで心優しい一方、晃司の激しい愛に翻弄される過程も見どころのひとつ。しかしながら、ただ重たいわけではなく、二人の絆が深まっていく様子が読者に勇気と希望を与えてくれることも大きな特徴。

 さらに、ところどころでギャグシーンも織り交ぜられており、読者に息抜きの場を提供してくれます。そのバランスが絶妙で、重すぎず、軽すぎない物語となっていて…爽やかな気分のまま読み進めることができちゃうのです!

●印象的な名シーンは?

 特に印象的な名シーンとしては、晃司が拓人に初めて告白する場面が挙げられます。晃司の熱い想いが伝わるような描写は、読者の心を強く揺さぶります。また、泉が晃司に対して自分の心の中を打ち明けるシーンも、感動的で忘れられないシーンとなっています。

 このように、『絶愛/BRONZE』は、物語のテーマやプロットの独創性、ストーリー展開の面白さ、そして心に残るドラマチックな名シーンが数多く存在し、読者を引き込む魅力に溢れています。晃司と泉の性別を超えた愛の物語は、様々な感情を抱かせ、読者に考えさせられる作品でもあります。

 あなたは果たして、何を感じるでしょうか? ぜひ確かめてほしいと思います――。

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【キャラクターの魅力】

 『絶愛/BRONZE』のさらなる魅力。それは、登場するキャラクターたちの個性や成長、そして背景ストーリーが豊かであることです。主要キャラクターたちの魅力を紹介しましょう。

●南条晃司(攻め):超人気歌手で、無慈悲、強烈な執着心、しかし愛情深い

 まず、南条晃司は超人気歌手であり、才能にあふれ、男性としても魅力的です。しかし、彼の強烈な執着心と拓人に対する愛情は、作品の中心的テーマとなります。晃司は他人に対して冷たく、ときには無慈悲な態度を取ることがありますが、拓人に対してはその様子が一変し、深い愛情を注ぎます。

●泉拓人(受け):人生前向きなサッカー少年、晃司のクソデカ感情は“嫌いじゃない”

 泉拓人はサッカー部に所属する高校生で、家族想いの優しい性格です。彼の過去には悲しい出来事がありますが、それにもめげず、自分の人生を前向きに歩んでいます。サッカーにも才能を持っていますが、兄弟のために特待生や国体出場を断るなど、家族を大切にする姿が印象的です。彼は晃司に想い(クソデカ感情)をぶつけられて困惑するものの、どこか悪い気はしない。晃司は本当に甲斐甲斐しく拓人に尽くしているからですね。

●渋谷克己:晃司と拓人の親友、二人の仲を純粋に応援するいいヤツ

 渋谷克己は晃司の古い友人であり、渋谷プロダクションの社長の甥でもあります。彼は晃司と拓人の良き親友で、二人の仲を純粋に応援してくれるナイスガイです。彼は晃司が暴走したり、誤った行動をとった時にはたしなめたり、忠告したり、叱ったりするなど、二人の支え・良き理解者として活躍します。ゆえに、かなりの人気キャラクターです。

●南条広瀬:晃司の兄で、憎しみと敵対心を抱く

 南条広瀬は晃司の兄であり、表向きは穏やかで心の広い兄…を装っています。本心では、晃司に対して憎しみと敵対心を抱いている。父親に認められたい一心で頑張ってきたものの、晃司が後継者に指名されたことから、兄弟間に確執が生じています。しかし、広瀬が拓人や晃司に嫌がらせをする理由にも、読者が共感できるように描写されており、作者・尾崎南の巧みすぎる手腕を象徴する魅力的なキャラクターでもあります。

●南条秋人:晃司の二番目の兄で、物語の複雑さを醸し出すアクセント

 南条秋人は晃司の二番目の兄で、彼も晃司を激しく憎んでいる。秋人は兄である広瀬を愛しており(恋愛感情的に)、広瀬が晃司ばかり気にしていることが気に食わず、晃司を憎むように。彼の行動は場当たり的な八つ当たりであることがしばしばなので、読者にとって好き嫌いが分かれるキャラクターではありますが、それもまた物語の複雑さを醸し出しています。

 『絶愛/BRONZE』では、これらのキャラクター(ほかにも多くいますが)の関係性や背景ストーリーが丁寧に描かれており、読者からの支持を集めているのです。

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【まとめ】圧倒的な魅力を持つ傑作を、ぜひ体感してみて

 『絶愛/BRONZE』は、壮絶な境遇の主人公たちによる恋愛を描く作品であり、緻密なストーリー展開、美麗な作画、個性豊かなキャラクターたちが魅力です。本記事で紹介したように、そのストーリーは複雑な家族関係や友情、恋愛、そして過去の傷が絡み合うことで、読者に強烈な印象を与えます。

 さらに、晃司の執着心や拓人の家族愛、克己の友情や広瀬と秋人の兄弟間の確執といった多彩な人間関係が描かれており、読者はキャラクター同士の関係性や背景のに引き込まれ、深みのある体験を味わうことになるでしょう。

 また、美麗な作画は、感情表現やアクションシーンの迫力をさらに引き立て、物語の世界観をより一層鮮明にしています。読者は、作者の繊細な筆致で描かれる心情や成長に感情移入し、作品にズブズブと没入していくのです。

 『絶愛/BRONZE』を手に取ることで、あなたはこれまでにない感動や驚きを味わうことができるはず。すでに読んだことがある方も、再読することで新たな発見や感動があることでしょう。

 この記事で紹介したポイントをふまえ、ぜひ『絶愛/BRONZE』に触れて、その圧倒的な魅力を体感してみてください!