大ブレイク中の“新・王子” 横浜流星の魅力が光る出演映画5選

2019年3月12日

 人気急上昇中の若手注目俳優・横浜流星さん。端正なスタイルと涼しげな目元が世の女性を虜にするとともに、現在はドラマ「初めて恋をした日に読む話」出演中のため髪の毛をピンク色に染めるなど、犠牲をいとわず徹底的に役づくりに臨んでいます。

 今回は、“新たな王子様”と呼ぶに相応しい横浜さんの出演映画から、オススメの5本を紹介します。

プロフィールは?

 神奈川・横浜出身で、1996年9月16日生まれの乙女座です。現在は22歳、身長は174センチ、血液型はO型とのことです。

 小学校6年生のとき、家族と訪れた原宿でスカウトされ、岡田将生さんや窪田正孝さん、林遣都、本郷奏多さん、柳楽優弥さん、山崎賢人さん、山田孝之らのいるスターダストプロモーションに所属します。

 「栄光ゼミナール」のCMが芸能界でのはじめての仕事。以後、ファッション雑誌「ニコプチ」「nicola」のメンズモデルを務め、人気投票1位を獲得するなどトップクラスの活躍を見せます。

 最初のブレイクは、2011年の「仮面ライダーフォーゼ」。ここで脚光を浴び、2014年には「烈車戦隊トッキュウジャー」出演するなど、着実に実力と人気を獲得していきました。

 俳優だけでなく、歌手としても活動。映画「愛唄 約束のナクヒト」の企画からソロデビュー&CDデビューを果たし、作詞にも初挑戦しました。

 また、意外にも特技は極真空手。中学3年生時には、世界大会で優勝するほどの腕前です。横浜さんはストイックな役づくりを行うことでも知られていますから、この空手の経験がその姿勢に影響を与えていそうです。

1.「兄友」

 横浜さんの単独初主演映画です。イケメンですが女性には超奥手なウブ男子を演じています

 主演決定時には、「初めて恋をした西野とまいの初々しい距離感や掛け合いが、恥ずかしくて見ていられないような、でもクスッと笑える作品になっています」とコメント。観客には、「ウブな西野が好きな人のために男として成長していく姿を見て、恋に自信が無い方、不器用な方が、少しでも前に踏み出せるような作品になるといいなと思っています。そして、みなさんにキュンキュンして、楽しんで頂けたら幸いです」とアピールしていました。

■あらすじ
イケメンでありながら女性には超がつくほど奥手な西野壮太(横浜さん)は、友人である七瀬雪紘(古川毅さん)の妹・七瀬まい(松風理咲さん)と出会い、胸をときめかせてしまいます。壮太が雪紘に思わず言ってしまった「妹さん、かわいいな」という会話を隣の部屋で耳にしてしまったまいは、壮太を意識するように。恋愛にウブな2人はなんとか気持ちを伝え、ぎこちない交際がスタートしますが、壮太のいとこ・加賀樹(松岡広大)も、まいのことを好きになってしまい、まさかの三角関係へと突入してしまいます。

2.「青の帰り道」

 群馬県前橋市と東京を舞台に、人生が交差する7人の姿を描いた青春群像劇。出演者の逮捕により、一時はお蔵入りの危機に瀕した作品。横浜さんは、「でかいことをやる」と夢を見る青年・リョウを熱演しています。

 横浜さんですが、この映画の撮影にめちゃめちゃ気合いが入っていたようです。12月に行われた公開初日舞台挨拶では、主演の真野恵里菜さんから「横浜流星は加減を知らない! 激しい言い合いをする場面で、手を本気で振り払ってきたから、小道具が吹っ飛んだ。その後に腕を引っ張られるんですけど、赤くなっちゃった」と暴露され、冨田佳輔さんも「俺も流星に頭をたたかれる場面を20回くらいやって、撮影が終わった後は痛くなった」と恨まれていました。

■あらすじ
卒業後、それぞれの道へと歩き出した7人。やがて3年の月日が経ち、夢に挫折する者、希望を見失う者、予期せぬことに苦しむ者……それぞれの人生模様が繰り広げられる。そして、再び“あの場所”に戻った仲間たちの胸に、ある思いがこみ上げる。

3.「シュウカツ」

 就職活動を題材に、密室状態の会議室で究極の面接試験に挑む学生たちの運命をオムニバス形式で描いた異色サスペンスドラマ。桜田通さんら、若手人気俳優が多数出演しています。

 横浜さんは、当時19歳ながら、就職活動に励む大学生役に挑み、リクルートスーツを身にまとっています。膨大なセリフ量を苦もなくこなしており、「専門用語は、一言一句覚えた」とのこと。千葉誠治監督からは、「完璧」と大絶賛されていました。

■ あらすじ
「見えない相手」「拡散」「生き残り」「控え室」の4話で構成され、「仮面ライダーディケイド」の戸谷公人さん、「オオカミ少女と黒王子」の横浜流星さん、「セブンデイズ」の廣瀬智紀さん、「orange オレンジ」の桜田通さん、「進撃の巨人」の渡部秀さんという旬の若手俳優が各話で主演。面接官によって半ば軟禁状態に置かれながらも内定を得るため苦闘する姿を描く。

4.「キセキ あの日のソビト」

 ボーカルグループ「GReeeeN」の代表曲「キセキ」の誕生秘話を、松坂桃李と菅田将暉のダブル主演で描く青春ドラマ。横浜さんにとって、“「仮面ライダー」でブレイクした横浜流星”というイメージから脱却する、ブレイクスルーとなった作品といえます。

 ここでの存在感が認められ、横浜さんは本作の続編ともいえる「愛唄 約束のナクヒト」に主演することになります。すでに人気はありましたが、それを不動のものにしたという意味でも、本作はブレイクスルーとなったと思います。

 演じたのは、メンバーのナビ。菅田将暉さん、成田凌さん、杉野遥亮さんとともに「グリーンボーイズ」としてCDデビューを果たし、「ミュージックステーション」に出演したことも話題を集めました。音楽性と青春が高度に融合した、気合いの入った映画でした。

■ あらすじ
厳格な医者の父親の下を飛び出したミュージシャンのジン(松坂桃李さん)は、父の思いを受けて歯科医師を目指していた弟ヒデ(菅田将暉さん)の音楽の才能を知り、ヒデと音楽仲間たちに自分の夢を託すことを決める。歯科医師を目指しながら音楽もやりたいが、そのことを恐ろしい父親に言い出せないジンとヒデは、顔出しなしのCDデビューという作戦をとる。

5.「虹色デイズ」

 佐野玲於さん、中川大志さん、高杉真宙さんと若手人気俳優が共演した青春ドラマ。横浜さんはいつも笑顔だけど実はドSな恵ちゃんに扮し、ちょっぴりサディスティックな一面をのぞかせています。

 見どころはなんと言っても、4人の仲睦まじい雰囲気。映画を離れても極めて仲がよく、撮影現場では“思い出記録用”にスマートフォンを渡され、各々の写真を1人500枚ずつ撮っていたそうです。

 また、メガホンをとった飯塚健監督と横浜さんは、今作で5年ぶりの再会。18年7月の大ヒットイベントでは、5年前に横浜さんが俳優業を続けるか悩んでいたと明かされ、「今はその気持ちは定まったでしょうか。でも俺は思うんです。本当はあの時点で流星の腹づもりは決まっていたんじゃないか。なぜならそのドラマは中学を舞台としていて、生徒は流星と同世代。そのなかには岡山天音や清水尋也がいて。いつか見てろ、負けないからな、と実は思っていたんじゃないかと。だからこその近年の活躍じゃないかと勝手に思ったりもしています」とエールが送られていました。

■あらすじ
ピュアで元気な愛されキャラのなっちゃん(佐野玲於さん)、チャラくて女好きなまっつん(中川大志さん)、物静かで超マイペースな秀才つよぽん(高杉真宙さん)、いつも笑顔だけど実はドSな恵ちゃん(横浜流星さん)は、いつも一緒につるんでいる親友同士。4人はにぎやかで楽しい高校生活を送っていたが、恋に奥手ななっちゃんが同級生の杏奈(吉川愛さん)に片思いしたことから、彼らの日常に変化が起こりはじめる。

最新出演作も紹介!

 現在は「キセキ」と地続き作品「愛唄 約束のナクヒト」が公開中

 剛力彩芽&山崎賢人さん主演の映画を新たに映像化したラブストーリー「L・DK ひとつ屋根の下、「スキ」がふたつ。」が3月21日、朝井リョウ氏原作の男子チアリーディングチームを題材にした「チア男子!!」が5月10日に公開されます。

 どちらも主役クラスです。劇場の大きなスクリーンで、存分にご堪能ください!