「PIXARのひみつ展」と「鈴木敏夫とジブリ展」 GWに行きたい映画展覧会
日米を代表するアニメーションスタジオの展覧会が、4月に開催されます。ひとつは「トイ・ストーリー」などで知られるピクサーの「PIXARのひみつ展 いのちを生みだすサイエンス」。もうひとつは、「千と千尋の神隠し」などのスタジオジブリによる「鈴木敏夫とジブリ展」です。
製作の秘密や、魅力的なキャラクターを生み出すための秘けつなど、大人から子どもまで楽しめる“魔法”のようなクリエイティビティを、展示を通じて知ることが出来る両イベント。
今回は、概要や開催時期・場所をご紹介していきます。ゴールデンウィークの10連休など、行ってみてはいかがでしょうか。
PIXARのひみつ展 いのちを生みだすサイエンス
4月13日(土)~9月16日(月・祝)開催 場所:六本木ヒルズ展望台 東京シティビュー
入場料:一般1,800円、高校生・大学生1,200円、4歳~中学生600円、シニア(65歳以上)1,500円
概要
2015年にボストンサイエンスミュージアムで初開催され、その後アメリカおよびカナダの合計8カ所で、150万人以上を動員した展覧会。アニメーターたちはどのようにキャラを創り出しているのか。そして、生命が注ぎこまれる瞬間はどれだけワクワクするのか。さまざまなエリアの体験型展示を通じ、ピクサーがいのちを生み出す“科学”を学ぼう。
紹介映像
公式サイト:https://www.tokyocityview.com/pixar-himitsu-ten/
鈴木敏夫とジブリ展
4月20日(土)~5月12日(日)開催 場所:神田明神に新設「EDOCCO」内の神田明神ホールおよびその周辺エリア
入場料:大人1,300円、中高生800円、小学生600円
概要
数々のジブリ作品を手掛けてきた、スタジオジブリのプロデューサー・鈴木敏夫の“言葉”に注目した展覧会。彼は作品をより多くの人々に届けるため、監督の意図を汲み、その本質を「言葉」にして伝えてきた。「4歳と14歳で、生きようと思った」「好きなひとが、できました」「生きろ」。糸井重里とともに手がけたキャッチコピーや、力強い言の葉を見ただけで、きっと誰しも、心に残る名場面を鮮明に思い出すはず。高畑勲、宮崎駿と出会って40年。「風の谷のナウシカ」「千と千尋の神隠し」、そして「風立ちぬ」「かぐや姫の物語」まで、ジブリはどこから始まりどこへ向かうのか、鈴木による書やジブリ作品の資料を交えながら迫る。
展示風景
公式サイト:http://www.ghibli.jp/event/suzuki/
都内在住のライター・編集者・映画評論家・マーケター。新卒で入社した広告会社を2年ほどで転職、現在は大手WEBメディアで活動中。好きな映画は、ベタに「エターナル・サンシャイン」「アベンジャーズ エンドゲーム」など。
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