【今週の映画興行収入ランキング】1位は「アナ雪2」! 初週の「カイジ」は2位、「パラサイト」は5位に

 2020年1月11、12、13日の映画興行収入ランキングが発表されました。首位は「アナと雪の女王2」! 5、6週目に別作品に首位を受け渡しましたが、7週目になんと首位に返り咲き。ステマ騒動もあり大々的な宣伝が継続できない、という逆風もありましたが、8週目を迎えた現在も強さを発揮しています。

 また、新作では3本がランクイン。東宝の「カイジ ファイナルゲーム」が2位、ディズニー(フォックス)の「フォードvsフェラーリ」が4位、そして大注目作「パラサイト 半地下の家族」(ビターズ・エンド)が5位に入っています。

 「パラサイト」は10億円が見込めるペース。日本における韓国映画の歴代最高は「私の頭の中の消しゴム」の30億円ですが、これにどこまで迫れるか、あるいは凌駕することができるのか、注目です。

1位:アナと雪の女王2(ディズニー) 8週目

 土日2日間で動員26万5000人、興収3億4500万円をあげ、1位に返り咲いてから2週連続で首位を獲得した。公開から8週目を迎え、お正月第2弾の大作が次々と封切られるなか、腰の強い興行を見せている。1月13日(日・祝)までの累計は動員955万人、興収122億円。歴代興収ランキングでは、最終124億円の「美女と野獣」に次ぐ21位まで順位をあげている。

2位:カイジ ファイナルゲーム(東宝) NEW

 シリーズ累計発行部数2100万部を超える大ヒットコミックを、藤原竜也主演で実写映画化した大ヒットシリーズ第3弾。土日2日間で動員24万8000人、興収3億6200万円をあげ2位に初登場。動員では2位となったものの、興収では「アナ雪2」を上回る堂々の1位に。初日から4日間の累計では、動員43万7000人、興収6億1600万円をあげるヒットスタートとなっている。

 ファイナルとなる本作は原作者・福本伸行自らが脚本に携わり、オリジナルストーリーを考案、監督は過去2作でもメガホンを取った佐藤東弥が続投。主演の藤原のほか、天海祐希、松尾スズキ、生瀬勝久らお馴染みのメンバーに加え、福士蒼汰、関水渚、新田真剣佑、吉田鋼太郎ら新たな豪華キャストも出演している。

3位:スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け(ディズニー) 4週目

 土日2日間で動員22万1000人、興収3億3100万円をあげた。累計では動員400万人、興収61億円を突破。

4位:フォードvsフェラーリ(ディズニー) NEW

 アカデミー賞において、作品賞など4部門にノミネートされた注目作。土日2日間で動員13万2000人、興収1億9400万円をあげ、4位に初登場となった。

 1966年のル・マン24時間耐久レースで絶対王者フェラーリに挑んだフォードの男たちを描いたドラマを、マット・デイモン、クリスチャン・ベールの初共演・ダブル主演、「LOGAN ローガン」のジェームズ・マンゴールドのメガホンで実写映画化。

5位:パラサイト 半地下の家族(ビターズ・エンド) NEW

 「殺人の追憶」「グエムル 漢江の怪物」などで知られるポン・ジュノ監督と怪優ソン・ガンホが4度目となるタッグを組み、カンヌ国際映画祭でパルムドールを受賞した「パラサイト 半地下の家族」。アカデミー賞でも作品賞、監督賞、脚本賞など6部門にノミネートされており、今後のさらなる高稼働が期待される。

6位:男はつらいよ お帰り 寅さん(松竹) 3週目

7位:僕のヒーローアカデミア THE MOVIE ヒーローズ:ライジング(東宝) 4週目

8位:仮面ライダー 令和 ザ・ファースト・ジェネレーション(東映) 4週目

9位:午前0時、キスしに来てよ(松竹) 6週目

10位:映画 妖怪学園Y猫はHEROになれるか(東宝) 5週目

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