【今週の国内映画ランキング】「フォルトゥナの瞳」が初登場1位! 「ボヘミアン・ラプソディ」旋風も止まず
2019年2月16、17日の国内映画ランキングが発表されました! 10位までの順位を見ていきましょう。
1位は神木隆之介&有村架純共演の「フォルトゥナの瞳」(東宝)! 他人の死が見えてしまうという不思議な力を持ってしまった青年が、最愛の女性の「死」に立ち向かう姿を描いた感動作です。
失礼な言い方かもしれませんが、1位とは全くの予想外で、ちょっと驚きました。原作者の百田尚樹氏に対する評判が悪材料となり、ヒットは難しいと考えていましたが、物語の強度やキャストの熱演により予想を覆しました。めちゃめちゃ拍手を送りたいです。
今週は、新作では「フォルトゥナの瞳」以外のランクインは無し。前週2位の「アクアマン」(ワーナー)が同位で、3位の「七つの会議」(東宝)、4位の「マスカレード・ホテル」(東宝)、5位の「劇場版シティーハンター 新宿プライベート・アイズ」(アニプレックス)、5位の「コードギアス 復活のルルーシュ」(ショウゲート)が、それぞれ順位を1つ下げています。
変わり映えはあまりしないですが、7位の「ボヘミアン・ラプソディ」(FOX)に注目。公開15週目を迎えましたが、前週から1ランクアップしており、2月17日時点で累計動員843万9426人、興行収入は116億6888万9280円に到達しています。「スター・ウォーズ フォースの覚醒」(116.3億円)を超え、歴代興収21位に浮上しただけでなく、日本国内の音楽・ミュージカル映画の歴代1位「美女と野獣」(124億円)も射程圏となってきました。
興収100億円という“天井”に穴をあけた「ボヘミアン・ラプソディ」ですが、2月25日発表の第91回アカデミー賞の結果次第では、さらに数字は伸びそう。奇跡のステージは、まだまだ続くはずです。
都内在住のライター・編集者・映画評論家・マーケター。新卒で入社した広告会社を2年ほどで転職、現在は大手WEBメディアで活動中。好きな映画は、ベタに「エターナル・サンシャイン」「アベンジャーズ エンドゲーム」など。
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