映画「ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー」54の小ネタ 青い火の玉は何? 細かすぎるトリビアまとめ

2023年6月6日

 世界中で大ヒットを記録している映画「ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー」のトリビアを知りたくないですか?

 今作はスーパーマリオブラザーズの世界を原作とし、原作愛にあふれまくった作品として話題となっていますが、物語の背景にちらっと映る小ネタを掘れば掘るほど“原作愛が異常”であることがよくわかりました。

 話題沸騰の“青い火の玉”(クッパの捕虜だったあいつ。ルマリーというキャラ)をはじめ、細かすぎる54個のトリビア、イースターエッグ、小ネタをまとめました(※一部ネタバレあります)。

1.ジャンプマンの登場

映画序盤のピザ屋で見られるゲーム筐体の名前は「ジャンプマン」です。マリオはもともと「ジャンプマン」として、ビデオゲーム『ドンキーコング』(1981年)で初登場しました。キャラクターの名前は、任天堂アメリカの倉庫の大家であるマリオ・セガールにちなんで、マリオに変更されました。

2.ダックハントのフレンチレストラン

映画のブルックリンのシーンの背景に、「Chasse du Canard」というフランス料理店が見られます。「Chasse du Canard」は「ダックハント」と訳され、『スーパーマリオブラザーズ』(1985年)と一緒にパッケージされていた初期の任天堂のゲームです。レストランのロゴは『ダックハント』(1984年)のゲームからのアヒルです。

3.ルイージの携帯の着信音

ルイージの携帯が鳴るとき、着信音は任天堂ゲームキューブの起動ジングルです。デフォルトの発信者アイコンも、Wii以降の任天堂システムのデフォルトのMiiに似ています。

4.レインボーロードでのカーチェイス

レインボーロードのカーチェイスのシーンでは、マリオが道路の端から飛び降りて、下の道路に着地して逃げます。『マリオカート64』(1996年)のレインボーロードのステージでは、まったく同じことをする大きなショートカットがありました。

5.マリオ&ルイージの配管工のCMの音楽

マリオとルイージの配管工のCMで流れる音楽は、実際には子供向けテレビ番組『ザ・スーパーマリオブラザーズ・スーパーショー!』(1989年)のテーマ曲です。この番組では、ルー・アルバーノがマリオ、ダニー・ウェルズがルイージを演じていました。

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6.他の任天堂ゲームへのオマージュ

映画はもちろんマリオをベースにしていますが、他の任天堂のゲームへの多くの言及があります。ピザ屋の名前は『パンチアウト!!』ですが、ビデオゲーム『パンチアウト!!』(1987年)(マイク・タイソンが関連していないときには「パンチアウト!!」と省略される)から取られ、マリオが審判役でカメオ出演しました。

また、マリオの寝室には『スターフォックス』(1993年)のアーウィン戦闘機の模型や、『F-ZERO』(1990年)および続編に登場するキャプテン・ファルコンの青いポッドレーサーのポスターが飾られています。さらに、マリオが寝室でNES風のゲーム機でプレイするゲームは、古典的な『光神話 パルテナの鏡』(1986年)です。

7.映画冒頭、走るマリオ&ルイージ

映画の冒頭で、マリオとルイージが最初の仕事に向かって走ります。これは、オリジナルの8ビット『スーパーマリオブラザーズ』(1985年)NESゲームの横スクロールアクションを再現したものであり、最後にマリオが「キャッスルバーガー」というレストランのポールにジャンプします。彼がポールから滑り降りる様子は、ゲームとまったく同じです。また、レストランの形状も、各ステージの終わりにある城と同じです。

8.キャラクターにちなんだ衣装でのプレミア出席

今作で声優を担当した俳優たちは、キャラクターにインスパイアされた衣装で映画のプレミア(初披露のイベント)に出席しました。マリオ役のクリス・プラットと、ルイージ役のチャーリー・デイは赤と緑のスーツを着て登場し、ジャック・ブラックはクッパのトゲが背中に付いたスーツに袖口に炎のデザインをあしらったものを着て登場しました。ピーチ姫役のアニャ・テイラー=ジョイは、映画で見られるピーチのバイク姿を再現した衣装を着て登場しました。

9.ハナフダの看板

ブルックリンの建物の背景にある看板には、「Hanafuda Cards」という広告が掲載されています。任天堂はもともと、1889年に手作りの花札を製造・販売するために設立されました。任天堂は1970年代からビデオゲームに力を入れていますが、現在も日本でカードを製造しており、マリオ、ポケモン、カービィをモチーフにしたセットなども発売しています。

10.スーパーマリオブラザーズの配管工バンのロゴ

配管工バンのロゴは、オリジナルの『スーパーマリオブラザーズ』(1985年)以降使われているロゴフォントです。さらに、バンに描かれている兄弟の画像は、ゲーム初期の古いプロモーション画像です。

11.マリオ&ルイージの家族のデザイン

マリオとルイージの両親や親戚のデザインは、ゲームでは使用されなかった任天堂のスケッチに基づいています。

12.クレイジーキャップストアの登場

マリオとキノピオがマッシュルームキングダムに入るシーンで、背景に「クレイジーキャップストア」が見えます。このお店は『スーパーマリオ オデッセイ』(2017年)で登場し、コスメティックアイテムを購入することができます。

13.日本国外でのピーチ姫の呼び名

この映画では、日本国外の非ゲームメディアで初めて、プリンセス・ピーチがその名前で呼ばれています。彼女の元々の名前はプリンセス・トードストゥールでした。

14.下水道のレベル1-2

マリオとルイージが水の流れを止めるために下水道に降りるシーンで、壁を壊してしまい、使われていない下水道の部分にたどり着きます。そこには「レベル1-2」と書かれた看板があります。これは、オリジナルの『スーパーマリオブラザーズ』(1985年)で有名なバグを暗示しています。

ワールド1-2(下水道のステージ)で、プレイヤーが特定の壁を通り抜けると、マイナスワールドへのワープゾーンにたどり着きます。長年にわたり、ファンたちはこれをゲームに組み込まれた秘密のワールドだと信じていましたが、実際には、正しくロードされていない環境につながるバグで、クリア不可能な状況が生じます。映画では、レベル1-2にキノコ王国へのポータルがあり、本当に秘密のワールドへのアクセスが可能になっています。

15.クッパのピアノブランド

クッパが演奏するピアノのブランド名は「ルドウィッグ・フォン・クッパ」です。これは、『スーパーマリオブラザーズ』のビデオゲームで登場するコクッパ一族の長男の名前で、『スーパーマリオブラザーズ3』(1988年)(ワールド7の最終ボス)で初登場しました。また、クッパがピアノを弾きながら「ピーチーズ」を歌うシーンは、「ピーナッツ」シリーズのシュローダーがピアノを弾
くシーンを彷彿とさせます。

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16.マリオブラザーズの配管工のCM

マリオブラザーズの配管工のCMで、マリオとルイージに挨拶する女性の声は、ジーニー・エリアスが担当しています。彼女は『ザ・スーパーマリオブラザーズ・スーパーショー』(1989年)でピーチ姫の声を演じていましたが、映画自体ではクレジットされていません。

17.マリオの2つのスーツ:キャットとタヌキ

映画では、マリオはキャットスーツとタヌキスーツの2つを着用します。キャットマリオは『スーパーマリオ3Dワールド』(2013年)で登場し、マリオが壁を登ったり、敵をひっかいたり、空中から敵にダイブしてぶつかったりすることができます。一方、タヌキマリオは『スーパーマリオブラザーズ3』(1988年)で登場し、マリオが飛んだり、数秒間像に変身して無敵になったりすることができました(スクロールとBボタンを押すと)。

18.狩猟犬の絵画

ファミコン/NESのゲーム『ダックハント』(1984年)に登場する狩猟犬の絵画が、マリオとルイージが最初の配管の仕事を請け負うアパートの廊下の奥に見えます。

19.カメックの初登場と英語の声優

今作のカメックは、非ゲームメディアで初登場し、初めて英語の声優がついたキャラクターです。

20.イルミネーション・エンターテイメントの過去作品とマリオの関係

映画制作スタジオのイルミネーション・エンターテイメントは、過去の作品でマリオゲームをいくつか取り上げています。『ロラックスおじさんの秘密の種』(2012年)と『怪盗グルーのミニオン大脱走』(2017年)では、マリオが初登場した『ドンキーコング』(1981年)のアーケードゲームに言及しています。また、『ペット』(2016年)では、ノコノコのように甲羅を滑らせてものを倒すシーンがあります。

21.パンチアウトピッツェリアの壁に飾られたキャラクターたち

パンチアウトピッツェリアの壁には、ビデオゲーム「パンチアウト」のキャラクターたちの写真がたくさん飾られています。リトル・マック、ベア・ハガー、グラス・ジョー、ドック・ルイスなどが描かれています。

22.マリオとルイージが黄色マントで飛ぶ

配管工のコマーシャルでは、マリオとルイージが黄色いマントを使ってニューヨーク市上空を飛ぶ様子が。これは『スーパーマリオワールド』(1990年)で導入されたマントマリオにちなんでいます。

マント羽根を手に入れることで、プレイヤーは空を飛ぶ能力や、敵を攻撃するためにケープを回転させる能力を得ることができます(XボタンまたはYボタンを使用)。さらに、マントマリオで落下しながら(AボタンまたはBボタンを押して)、プレイヤーはゆっくりと降下することができます。

23.ゼルダの伝説のキャラクター・タロンをベースにしたマリオの父親のデザイン

マリオの父親のデザインは、『ゼルダの伝説 時のオカリナ』(1998年)で登場したタロンというキャラクターをベースにしています。マリオの父親とタロンは両方とも禿げ頭で、腕に多くの毛が生えており、口ひげがサイドバーンに伸びています。皮肉なことに、タロンのデザインは実際にはマリオをベースにしていました。

24.ジャック・ブラックのヒット曲「ピーチズ」

映画でクッパ(ジャック・ブラック)が歌う「ピーチズ」。ビルボード・ホット100で83位にデビューし、ジャック・ブラックに初のソロヒットをもたらした楽曲です。

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25.マリオが「光神話 パルテナの鏡」をプレイする部屋にある「オデュッセイア」

マリオが部屋で「光神話 パルテナの鏡」(1986年)というゲームをニンテンドーエンターテインメントシステム(NES)でプレイしているシーンでは、背景に古代ギリシャの叙事詩「オデュッセイア」が置かれています。これはまた、『スーパーマリオ オデッセイ』(2017年)への言及でもあります。

26.スパイク(青い服の男性)はフォアマン・スパイク

パンチアウトピッツェリアで、マリオとルイージをからかう青い服の男性は、フォアマン・スパイクです。彼は『レッキングクルー』(1984年)で初登場し、マリオとルイージがハンマーを使って解体作業員として働くゲームで、スパイクはNPC(非プレイヤーキャラクター)として登場。マリオとルイージのライバルとして壁を解体し(マリオとルイージがポイントを得るのを防ぐ)、プラットフォームから彼らを突き落とすこともできます。

27.日本語吹き替え版でのクッパ役は三宅健太

映画の日本語吹き替え版では、クッパ役を三宅健太が務めています。彼は、ソニック・ザ・ヘッジホッグシリーズのベクター・ザ・クロコダイルやいくつかのポケモンの日本語版の声で知られており、マリオ&ソニックのクロスオーバーやスーパースマッシュブラザーズシリーズでクッパと共演しています。

28.アニャ・テイラー・ジョイ、ピーチ姫役に向けてスーパーマリオを研究

アニャ・テイラー・ジョイは、ピーチ姫役を演じるために、スーパーマリオのゲームをいくつかプレイしたことを明かしています。

29.マリオの部屋のテレビの上にはスターフォックスのアーウィン

マリオの部屋のテレビの上には、スターフォックスシリーズの主力機アーウィンのモデルが飾られています。

30.アニャ・テイラー・ジョイがピーチ姫に扮してハロウィンを祝う

アニャ・テイラー・ジョイは2022年のハロウィンにピーチ姫に扮し、ピーチ姫の特徴的なピンクのレーシングスーツを着てレッドカーペットのプレミアに参加しました。

31.マリオとルイージが初めての配管工事をしている間、女性が「ギャラクシー」の本を読む

マリオとルイージが初めての配管工事をしているシーンで、女性が『スーパーマリオギャラクシー』(2007年)からの惑星が描かれた「ギャラクシー」というタイトルの本を読んでいるのが見えます。

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32.映画でスマッシュブラザーズもオマージュ

映画では、ドンキーコングやクッパとの戦いやトレーニングコースのシーンで、『スマッシュブラザーズ』シリーズへのオマージュが見られます。また、ピーチ姫は「スマッシュブラザーズ」シリーズのように強力で熟練した戦士であり、クッパを倒しルイージを救うためにマリオを戦い方を教えてくれます。その戦い方は、大人気の格闘ゲームスピンオフシリーズから直接取り入れられています。

33.キノコ王国の住人が古物屋でファミコンのカセットを購入

キノコ王国の住人が古物屋でファミコン(NES)のカセットを購入するシーンがあります。店主はカセットに息を吹きかけてから使うように指示しています。これは、多くのゲーマーがNESのカセットに誤って入ったほこりを取り除くためにカセットに息を吹きかけることを参照しています。

34.スーパーマリオブラザーズ3のアイテムが古物屋に登場

映画の中で、マリオがキノコシティの古物屋の前を歩くシーンがあります。その古物屋の中には、『スーパーマリオブラザーズ3』(1988年)のいくつかのアイテムが登場します。

  • ラキチュウの雲(笑顔のついた白い雲):マリオとルイージがマップ上のレベルをスキップするために使用します。
  • ハンマー:マリオとルイージがハンマースーツを取得したときに使用する武器です。
  • ミュージックボックス:敵を眠らせるために使用されます。マップ上でのみ使用できます。
  • P-Wing(赤い「P」が内側にある白い翼):マリオにレベルで永続的に飛ぶ能力を与えます。
  • Pスイッチ(青いブロックに白い「P」の文字が入っています):ジャンプして有効にする必要があります。有効化すると、エリア内のすべてのレンガブロックが10秒間だけコインに変わり、その逆もまた成り立ちます。また、一部のレベルで隠された青いコインが画面上に現れるようになります。

35.ブルックリンの洪水についてのニュース見出しにメトロイドシリーズへの言及

マリオとルイージがテレビでブルックリンの洪水についてのニュースを見ているとき、画面下部に「FS-176システムからの信号を検出」という見出しが読めます。これはメトロイドシリーズへの言及で、FS-176はビリウム、オルミンII、タロンIV、ツインタビュラ、ゼーベスという惑星が周回する太陽系です。

ビリウム、オルミンII、ツインタビュラは『メトロイドプライム』(2002年)で言及されていますが、その他の登場はありません。タロンIVはそのゲームが舞台となっており、ゼーベスは『メトロイド』(1986年)、『スーパーメトロイド』(1994年)、『メトロイド ゼロミッション』(2004年)の舞台となっています。

36.マリオ&ルイージの配管工事のCMに登場する電話番号は(917)555-0185

映画の中でマリオとルイージの配管工事のコマーシャルに登場する電話番号は(917)555-0185です。917はニューヨーク市の5つの区(ブロンクス、ブルックリン、マンハッタン、クイーンズ、スタテンアイランド)の電話エリアコードで、「555」はテレビ番組や映画で使用される有名な架空の番号です。

37.映画公開時に実際に存在した「www.smbplumbing.com」というウェブサイト

映画の中でスーパーマリオブラザーズの配管工事のコマーシャルの最後に表示されるウェブサイト「www.smbplumbing.com」は、映画公開時に実際に存在していました。ウェブサイトには、1-929-556-2746(1-929-55-MARIO)という電話番号が記載されていました。映画公開時にその番号に電話すると、マリオからの録音メッセージが流れました。

38.ピーチ姫が別の城にいるというジョーク

マリオとキノピオがピーチ姫の城に入ろうとすると、2人のキノコ兵が「プリンセスは別の城にいます」と冗談を言います。これは、オリジナルの「スーパーマリオブラザーズ」(1985)において、各レベルの終わりにキノピオが「ありがとうマリオ、でもプリンセスは別の城にいます」と言ったことを参照しています。

※ここからややネタバレ

39.エンドクレジット後のシーン

エンドクレジット後のシーンでは、地下(マッシュルームキングダムへの入り口のパイプの近く)で白い斑点のある緑色の卵が割れているのが見られ、これは続編に向けてヨッシーが登場することを予告しています。ヨッシーは、スーパーマリオワールド(1990)で初登場した緑色の小さな恐竜で、マリオのペットです。

40.クッパとカメックが一緒にピアノで演奏する有名な楽曲

クッパとカメックがピアノで一緒に演奏する楽曲は、スーパーマリオブラザーズ(1985)の有名な「地下のテーマ」です。

41.ビデオゲームのマリオの声優がジュゼッペを演じる

ビデオゲームでマリオの声を担当しているチャールズ・マーティネットが、この映画でジュゼッペを演じています。ジュゼッペは、Punch-Outピッツェリアでアーケードゲーム「ジャンプマン」をプレイしているキャラクターで、テレビでマリオブラザーズのコマーシャルを見た後に、マリオブラザーズのアクセントが完璧だと言います。

ジュゼッペは、1981年のアーケードゲーム「ドンキーコング」の筺体に描かれているオリジナルの「ジャンプマン」マリオによく似ており、赤い帽子とオーバーオール、青いシャツが一致しています。映画の終わりには、ジュゼッペがゲームのオリジナルのジャンプマンマリオと同じポーズで空中に跳んで「ワフー」と叫びまる。マーティネットはまた、映画ではマリオ&ルイージの父親の声も担当しています。

42.帽子とベストの色が異なるキノピオ

キノピオは、「キノコ」の種族の中で唯一、帽子とベストの色が同じではないキャラクターでもあります。

43.マリオがドンキーコングと戦う際に食べる青いキノコ

マリオがドンキーコングと戦う際に、彼は青いキノコを食べて小さくなります。これは、マリオパーティ4(2002)で導入されたミニキノコです。ミニキノコは、プレイヤーがマリオとルイージが普通には入れない場所にアクセスできるようにするアイテムです。

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44.ファミコンディスクシステムのマスコット、ディスクくんが登場

マッシュルームキングダムがブルックリンに吹き飛ばされたとき、ディスクやDVDを販売する建物にファミコンディスクシステムのマスコット、ディスクくんが描かれています。

45.クッパの「情報エージェント」たち

クッパの「情報エージェント」である、ダークランドでルイージを捕まえる2人のシャイガイと1人のスニフィットは、スーパーマリオブラザーズ2(1988)で紹介されました。興味深いことに、このビデオゲームではマリオとルイージはクッパと対決せず、代わりにワートという敵ボスと戦います。クッパが登場しない理由は、このゲームが実際には夢工場ドキドキパニック(1987)のバージョンであり、最後のボスはマムー(マリオバージョンではワートに変更)であるためです。スーパーマリオブラザーズ2は、ピーチとキノピオがプレイ可能な最初のマリオゲームでした。

46.クッパの捕虜である小さな青い星(青い火の玉)は何?

クッパの捕虜である小さな青い星は、ルマリーというキャラクターで、スーパーマリオギャラクシー(2007)で紹介されました。マリオとルイージは、ルマリーをショップとして使って、30スタービットでライフキノコ(1-UPキノコ)を買うことができます。

47.マリオとルイージが建設現場を駆け抜ける際のミスターゲームアンドウォッチ

マリオとルイージが建設現場を駆け抜ける際、トラックやその他のオブジェクトにミスターゲームアンドウォッチのアイコンが描かれています。ミスターゲームアンドウォッチは、建設作業員として登場する複数のゲームがあります。

48.クッパが縮小

クッパが敗れた後、彼は小さくなります。これは、スーパーマリオギャラクシー2(2010)でも起きたアクションです。

49.マリオがバレットビルで爆発した後…

ブルックリンに戻されると、彼の前にある看板にバルーンファイトのキャラクターが描かれています。

50.ピーチ姫、ブーケに隠されたアイスフラワーで結婚式を爆破

ピーチ姫は、ブーケに隠されたアイスフラワーを使って、ボウザとの結婚式を爆破します。アイスフラワーは、マンガ「スーパーマリオくん」の第5巻(1991)で紹介され、マリオ&ルイージRPG2×2(2005)がビデオゲームとしては初登場です。ファイアフラワーの反対バージョンとして作られたアイスフラワーは、敵を凍らせる氷の玉を投げる能力をプレイヤーに与えます。

51.マリオがピーチ姫に初対面でテストを受ける

マリオがピーチ姫と初めて会うとき、彼女はマリオのジャンプ、登攀、走行のスキルを試し、彼がテストには小さすぎるために彼を大きくするキノコを与えます。これは、スーパーマリオブラザーズ(1985)からのクラシックなスーパーキノコで、マリオとルイージが彼ら自身を大きくするために使います。

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52.ルイージ、ダークランドでスケルトン・タートルと対決

ルイージがダークランドに到着すると、彼はたまたまスケルトン・タートルを叩き潰し、それが数秒後に再び形を取り戻します。このキャラクターは、スーパーマリオブラザーズ3(1988)で初めて登場したドライボーンズで、さまざまな城のレベルでのみ登場します。アンデッドのタートルであるため、倒すことはできず、プレイヤーによって一時的に潰されることで、戻ってくるまでの必要な時間を稼ぐことができます。

53.この映画で、マリオがファイアフラワーを使わない

スーパーマリオブラザーズ(1985)で初登場したファイアフラワーは、プレイヤーが敵を倒すために火の玉を投げる能力を与えます。この映画では、ピーチ姫が夜のキャンプで火を起こすために使用し、後にドンキーコングがキノコ王国でクッパに対する最終包囲戦で使用します。

54.マリオ、ピーチ、キノピオがヨッシーアイランドに…

マリオ、ピーチ、キノピオが、クッパを倒すためにコングに助けを求める途中で、彼らはヨッシーアイランドを横切ります。これは、スーパーマリオワールド2:ヨッシーアイランドへの言及です。背景にはさまざまな色のヨッシーがたくさんいました。また、エンドクレジット後のシーンでは、ブルックリンに皆を連れて行ったパイプの隣の下水道でヨッシーの卵が見られます。

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最後に

以上、大量のトリビアをご紹介しました。これでも、おそらくは全編のほんの一部です。細かすぎるこだわりゆえ、何度観ても発見がある「ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー」。何度でも、映画館でご覧ください!

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