【今週の国内映画ランキング】「ドラえもん」「翔んで埼玉」順位キープ 新作は4本ランクイン
2019年3月9、10日の国内映画ランキングが発表されました! 前週までは「翔んで埼玉」フィーバーが顕著でしたが、果たして今週は!?
10位までの順位を見ていきましょう。
「映画ドラえもん のび太の月面探査記」(東宝)が2週連続首位! やはりと言うべきか、国民的人気アニメの強さを見せ付けました。春休みのファミリー層を中心に動員しているようで、。4年連続のシリーズ最高記録更新に期待が高まります。脚本は直木賞作家・辻村深月で、その物語性にも好評が集っています。
そして2位は「翔んで埼玉」(東映)。こちらも2週連続で2位キープです。まさかの大ヒットが話題を呼び、マスコミ各社が連日報道することにより、関東だけでなく全国的に認知度が高まっている様子。累計興行収入15億円、観客動員110万人を突破し、東映宣伝部は「埼玉の人口730万人超えなるか!?」と鼻息が荒いです。
そのほか、新作では4本がランクイン。クリント・イーストウッド監督/主演「運び屋」(ワーナー)が4位、アカデミー賞受賞作「スパイダーマン:スパイダーバース」(ソニー)が5位に。SNS上では双方の作品に絶賛評が集っており、後者の「スパイダーバース」は、その衝撃的な完成度がさらに口コミを加速させそうです。
9位の「劇場版ウルトラマンR/B セレクト!絆のクリスタル」(松竹メディア事業部)、10位の「PSYCHO-PASS サイコパス Sinners of the System Case.3 恩讐の彼方に」(東宝映像事業部)も大健闘。
また、7位には「ボヘミアン・ラプソディ」(FOX)がランクインしており、公開18週を迎えてもなお、客足が衰えません。アカデミー賞効果ももちろんあるでしょうが、日本映画史に残る大事件は、さらに続きそうです。
都内在住のライター・編集者・映画評論家・マーケター。新卒で入社した広告会社を2年ほどで転職、現在は大手WEBメディアで活動中。好きな映画は、ベタに「エターナル・サンシャイン」「アベンジャーズ エンドゲーム」など。
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