【今週の全米映画ランキング】「レゴ ムービー2」が首位獲得! 上位は新作が独占

 2019年2月8日~10日の全米ボックスオフィスが発表されました! 4本の新作がランクインし、1位から3位までは新作が独占しています。

 なかでも、1位は「レゴ(R) ムービー2」(Warner Bros.)。2014年の「LEGO(R) ムービー」の続編で、今回は約3500万ドル(約38.7億円)のオープニング興収をたたき出しました。クリス・プラット、エリザベス・バンクスらが声の出演を務め、監督はマイク・ミッチェル(「シュレック・フォーエバー」)。荒んだブロックシティに住む建設作業員が、宇宙からの侵略者と戦う姿を描きます。

 さらに2位は、約1900万ドルのオープニング興収を飾った「What Men Want」(Paramount)。男性の心の声が聞こえるようになった女性スポーツエージェントの活躍が描かれます。元ネタは2000年のロマンチックコメディ「ハート・オブ・ウーマン」。

 3位は、ノルウェー映画「ファイティング・ダディ 怒りの除雪車」をリメイクしたスリラー「Cold Pursuit」(Lionsgate)。主演のリーアム・ニーソンが黒人への報復行為をはかったと告白したことをきっかけに、プロモーションイベントなどが取りやめになった作品です。非難の槍玉にあがっていましたが、オープニング興収は約1080万ドルとまずまず。リゾート地で除雪業を営む男が、息子を殺したギャングに復讐する姿を描いています。

 4位にはフランス「最強のふたり」をリメイクした「The Upside」(STX Entertainment)がランクイン。前週の2位から2つ順位を下げており、累計1億ドルに向けここが正念場となりそうです。

 なお、日本では公開されたばかりの「アクアマン」(Warner Bros.)は約330万ドルで8位、アカデミー賞の有力候補である「グリーンブック」(Universal)は約356万ドルで7位、「スパイダーマン スパイダーバース」(Sony Pictures/Columbia)は304万ドルで9位に入りました。前週1位の「ミスター・ガラス」(Universal)は、5位に転落しています。

 今週末は“大統領の日”で、アメリカは連休。ジェームズ・キャメロン製作&ロバート・ロドリゲス監督の「アリータ バトル・エンジェル」や、レベル・ウィルソン主演のコメディ「Isn’t It Romantic」、ブラムハウス製作のホラー「Happy Death Day 2U」などが公開されます。