【今週の国内映画ランキング】「ドラえもん」が圧倒的な強さでV3! 「キャプテン・マーベル」など新作も登場

 2019年3月16、17日の国内映画ランキングが発表されました! 前週は「映画ドラえもん のび太の月面探査記」が首位、「翔んで埼玉」が2位と順位をキープしましたが、今週は「キャプテン・マーベル」「君は月夜に光り輝く」「映画 プリキュアミラクルユニバース」など話題作が続々と公開。順位変動はあったのでしょうか?

 10位までの順位を見ていきましょう。

 1位は「映画ドラえもん のび太の月面探査記」(東宝)! 3週連続で首位キープです。春休み興行では無敵の強さを見せつけています。

 2位はマーベル映画「キャプテン・マーベル」(ディズニー)が初登場でランクイン。MCU初の女性主人公であり、「アベンジャーズ エンドゲーム」に直接繋がる作品であるだけに、期待度は爆上げ。どこまで成績を伸ばせるか期待です。

 さらに3位には「映画 プリキュアミラクルユニバース」(東映)。人気シリーズの最新作が、全国230スクリーンでの公開ながら大健闘です。いつものとおり“大きなお友だち”が劇場に多く詰めかけ、客席はなかなか異様な光景となっている模様。応援上映も盛り上がりを見せそうです。

 まさかの大ヒットを記録中の「翔んで埼玉」(東映)は、今週は4位に。ちょっと、勢いに陰りが見えてきましたかね……。そのほか、新作では5位に永野芽郁&北村匠海主演「君は月夜に光り輝く」(東宝)、7位に人気アニメの劇場版「えいがのおそ松さん」(松竹)がランクインしました。

 また、「運び屋」(ワーナー)、「スパイダーマン スパイダーバース」(ソニー)は、2週目でそれぞれ8、9位にランクダウン。SNS上では絶賛評が相次いでいますが、少々物足りない興行推移を見るに、映画ファンには届いているが一般層にまで情報が浸透していない、という推測が成り立ちます。宣伝戦略がちょっと失敗に終わった感じでしょうか…。そして「ボヘミアン・ラプソディ」(FOX)は、ついにTOP10圏外となりました

 3月21日からは「L・DK ひとつ屋根の下、『スキ』がふたつ。」(東映)、「PRINCE OF LEGEND」(東宝)が、22日からは「バンブルビー」(東和ピクチャーズ)、「ブラック・クランズマン」(パルコ)が公開を迎えます。特に「バンブルビー」は、個人的にめちゃめちゃ注目しているので楽しみです。